【我が家にお墓に入る入らない論争があった頃】

 

幼少期、うちの両親はファッションの好み以外で意見が噛み合ってるところを中々見たことがありませんでした。仲が悪いわけではなくて。

 


そう私が感じた理由の一つに、死んだ後お墓に入る入らない論争がありました。

 


私は小さい頃からよく「死んだ後ってどうなるの?どうするの?」と親に聞いては頭を抱えさせるような質問モンスターチルドレンだったので、寝る前の死後の世界議論はよく行われていました。

 


母方の実家には代々使用しているお墓がある為、母は当たり前のように墓に入ると言いました。

あと火葬の時に「ご近所物語」を全巻入れてと言いました。間違えてパラキスを入れてあげようと思います。

 

 

 

 


一方で父は、

「粉にして海に撒いて。」

と言いました。

 

 

 


海。。

正直こいつは本当にまじでかわった奴だなと思いました。私は2歳の時に海で溺れて以来海への恐怖心が払拭出来ずにいたので「海??絶対嫌www」と思いましたが、お葬式で家族の骨が納骨室に追加されるシーンもなんとなーく苦手だったので、自然に還るという考え方は採用したいと子どもながらに感じました。

 


参照元:死んだら遺骨は海にまいて...と言われたら

 


海への散骨にはいくつか守らなければならない手順があり、基本的には業者に依頼するみたいですが、禁止エリアでなければ個人で行なっても法で罰されることはないようです。

 

 

 

 


さて、今のところ私はどうしたいかというと、死んだ後自分の肉体はなるべく有効に使っていただきたいと思う。それで残った骨を直にどっかいい場所に埋めてほしいな。いい場所ってどこだよ。

まあそれは人生かけて探すとします。希望は樹木葬というやつです。

 


そう、最終的にはカルシウムとなり大地に貢献出来ればそれでいいです。

 

 

 

参照元:「死後は自然に還る」ということ

 


海への散骨は自然葬

埋葬が許可された人工的な樹林墓地への埋葬は樹木葬と呼ばれるそう。

 


こういった、いわゆる樹木葬は今結構人気なようで、場所によっては応募倍率がお受験か!ていうくらい高いようです。

 


でも、好きな人と同じ墓に入るっていう考え方も素敵だと思うよ。生涯独身かもしれないし、結婚して子どもも出来るかも。まだ人生の終わりのことなんて予想出来ないけれど、とりあえず近いうち私が死んでしまったら、どこか星が綺麗な場所に骨を埋めてください。

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縁起でもないけど、そもそも綺麗な星空をまだ見てないから死ぬ予定はないです。